アイエスリフォームでは、お客様の需要に対応するため、創業当初から多能工化を進めてきました。
元請会社として、高い仕上がりレベルを維持し、対応できる工事範囲を広げることが欠かせないと実感しております。
弊社の多能工化が、サービスに生かされるメリットは3つ
マルチクラフター(多能工)育成
近年、リフォーム業界全体でも多能工化へのシフトが始まっています。
国土交通省も、多能工の育成を推進しており、今後の主流になると言えるでしょう。
多能工はマルチクラフターとも呼ばれています。
では、なぜ多能工の必要が高まっているのでしょうか?
これまでの建設リフォーム業は、各工程の専門業者(または専門工)が作業を分担していました。
しかし、このシステムには、デメリットがいくつかあります。
分業リフォームのデメリットは5つ
分業リフォームのデメリット1
自分が担当する工事のことだけを考えてしまいがち
リフォーム工事は、解体から仕上げまで、非常に多くの工程が絡む仕事です。
ですから、専門職が自分の範囲だけ仕上げれば、あとは自ずときれいに仕上がるという訳ではありません。
分業リフォームのデメリット2
完成する現場を見ることがない = 現場の一体感、モチベーションが上がらない
自分が施工に関わった現場が、最後にどんな仕上がりになったのかを見る機会なく過ごす業種もあります。
本当は見てみたくても、専門職人の場合、機会はなかなかありません。
多能工のメリット1
高品質の標準化
弊社では、
現場に関わる多能工職人全員が、完成イメージを共有し、納得できる仕上がりを大切にしています。
この現場の一体感、高いモチベーションを保てるシステムが、高品質を安定して維持できる強みです。
分業リフォームのデメリット3
前後の工程を知らない(確認しない)ため、戻り仕事が生じやすい
リフォーム現場でも、工程管理と段取りは、「命」です。
同じ工事規模でも、段取りの良し悪しで、工期が大きく変わってきます。
見積にはその分を見込んだコストが上乗せされています。
多くの場合、複数の専門工が、依頼された工事を仕上げるためだけに現場に入ります。
その日までに、打ち合わせ、工程管理、意思疎通が「完璧に」できていれば何も問題はないのですが、現実はそう簡単ではありません。
しかし、現場に入った日のうちに、どうしても仕上げなければならないとなると、施工順序に無理が生じ、後々戻り仕事の原因につながります。
分業リフォームのデメリット4
工程の調整が難しい、時間ロスが生じる
特にリフォーム工事の場合、解体してみないと分からない、潜在的な補修工事がどうしても出てきます。
見積もり段階でできる限り予測しますが、それでも作業工程の追加を避けられないことがあります。
もしもその工程が、いつも専門工に任せている工事で、他の職人が対応できなければ、人手はあっても工事はストップします。
時々、そんな光景を見かけたことはないでしょうか?
また、不都合な箇所は、「見なかったことにして、直さずにそのまま進める業者」も少なくありません。残念です。
多能工のメリット2
効率化と工期短縮
弊社では、
特定の専門業者に依頼する工程を除き、全工程を多能工全員が把握しながら進めます。
全員が連携し、先々の工程を確認しながら施工しますので、戻り仕事が発生しません。
基本、どんな工事にも対応できる体制で現場に臨んでいますので、急な工事が発生しても、時間のロスを最小限にとどめることができます。
また、お客様の要望で、追加工事や変更依頼があっても、最小限のコストで柔軟に対応することができます。
分業リフォームのデメリット5
業者ごとに諸経費が発生する
どの業者も、職人に少し動いてもらうだけで、直接的な工事費(人件費)とは別に、諸経費(交通費、駐車場代、福利厚生費)が発生します。
もし、段取りミスや戻り仕事が一つでも生じれば、その分の費用がさらに発生します。
多くのリフォーム会社では、こうして生じ得る人件費や諸経費を見越し、安全マージンを多めに見て、見積額の中に含めています。
多能工のメリット3
コスト削減
弊社では、
解体から仕上げ工程まで、多能工職人が一貫して施工することで、不要なコストをしっかりと削減しています。
これからも、お客様から必要とされる職人集団を目指していきます。