パーティクルボードの交換工事例
賃貸マンションです。ベランダ側サッシ付近の床が波打っています。
窓の閉め忘れによる雨の侵入が原因と思われます。
レーザー水平器で不陸具合を確認
サッシ側の床解体中
27年前の仕上げ
パーティクルボード(25ミリ)+ベニヤ(5.5ミリ)
湿気で強度が落ちている範囲をすべて解体
支持脚の施工スパンが広い(900ミリ)ため、雨や湿気でたわみ強度が下がり易いと思われます。
支持脚を追加 縦450ミリ、横600ミリ間隔
二重床(パーティクルボード)下は、給排水管やガス管、TVケーブルの配管スペースになります。
万協フロアの支持脚、パーティクルボード施工
スラブロック(専用ボンド)を支持脚に注入して固定します。
パーティクルボード上にラワンベニヤを施工します。
排水管からの漏水被害 復旧工事
排水管(竪管)のひび割れによる漏水被害
漏水範囲を確認しながら解体
水を含んだパーティクルボード
パーティクルボードとは
ウッドチップを接着剤で圧着して作ったボードです。そのため、一度湿気や水気を含むと、床強度が極端に低下し、たわみが生じます。
パーティクルボードの吸水時の強度特性に関する実験的研究 ▶外部リンクへ
消毒・カビ処理
床、壁ボード、パテ施工
CF、クロス(アクセント)、ソフト巾木施工
漏水事故、台風被害が生じた場合には、保険会社への連絡をお忘れなく
漏水事故で火災保険の申請をするには、漏水状況、被害範囲が分かる現場写真が必要です。書類審査がスムーズに進むよう、詳細な見積書、解説付きの写真などの申請書類も準備いたします。
原状回復やリノベーションをご依頼いただいている物件の場合、物件の間取りや設備を把握できていますので、緊急時の初動対応も適切に行えます。