目次
音が怖くて、ペットドアをつけても通ってくれないかも…
ペットドアのお問い合わせで時々いただく質問は、音の大きさです。
特に、臆病な、または音に敏感な猫ちゃんやワンちゃんですと一番気になる点だと思います。
実際の施工例と合わせてご紹介いたします。
ペットがドアを通る時の音
大きく分けると、2種類の音が鳴ります。
フラップを押し上げる時に鳴る音
臆病な猫ちゃんにとって心配だとすれば、この音かもしれません。
フラップの揺れが磁石で止まるまでの音
一度、自分で通れることが分かれば、ペットは気にしないと思います。
ペットくぐ~るⅡの音
弊社人気No.1の、ペットくぐ~るⅡ(アトムリビングテック)は、硬質プラスチックのフラップです。
中折れ式になっていて、頭で軽く押し上げるように開けるタイプになります。
ペットくぐ~るⅡの施工例
この、猫ちゃんが通過する時の音を、がんばって擬音化すると
「キコッ パタンッ パタッ パタ」 という感じでしょうか。
1枚目の写真が 「キコッ」の時で、その後
通過すると、「パタンッ、パタッ、パタ」と閉まります。
さらに、よ~く聞いていると、下部のマグネット部分からの「カチャッ」という音や、中折れ部分の軸から出る「ヒュホッ」という摩擦音?も少し混ざる感じでしょうか。
音の種類は多い気がしますが、どれも「濁音」で表現するほど大きくなく、「半濁音」の軽めの音かなと思います。
ペット~る の音
少しでも音が静かな方がいいというお客様で、開き戸に取り付け予定のお客様にお勧めしているのが、ユニフローのペット~るオリジナル です。 *注意 引戸にはお取り付けできません。
このフラップは、透明の軟質塩ビシートで、柔らかいのが特徴です。透明なテーブルクロスの厚めのものを思い浮かべると分かりやすいかと思います。
ペット~るの施工例
中折れ無しの1枚シートなので、通過する間ずっと、ペットの背中にシートの荷重がかかる感じがします。
でも、ペットくぐ~るⅡよりも、通過する時の音は静かです。これも、がんばって擬音化すると…
開ける時に「カチッ」という磁石が離れる音がし、通過後に「カチャッ」という音がして磁石で固定されます。
ちなみに、仕切り板を取り付けるとこんな感じです。
反対側から見た写真
フラップの下に、スチールメッキのU字金具がカシメてあり、磁石が内蔵された下枠のフレームと引き合って固定されます。
慣れるのにどのくらいかかる?
お話を総合しますと、すぐに通ってくれる子と、数日で慣れてくれる子が大半のようです。
ごく稀に、一度も通ってくれない子もいるようです。そのお客様のお話によりますと、他の子はみんな普通に通るのに、この子だけなぜか通らないとのことでしたので、やはり珍しいケースだと思います。お引越し先にも取り付けたいとのことで、再度ご依頼くださいました。
慣れてもらう方法は?
まずはフラップを開けて、部屋の中から名前を呼んであげましょう。○○ちゅーるで誘うのもいいかもしれません。
向こうから、頭を下げて、目をクリッとさせながら、警戒したようにこちらを窺っている様子が目に浮かぶでしょうか。
その子の性格的に大丈夫そうなら、抱き上げてフラップを何度か通らせてあげる方もおられます。
自分で通ってくれた時は、つい嬉しくて大声で喜びたいのをグッとこらえて、優しく見守ってあげましょう。
そうすれば、臆病な子でも、きっと慣れてくれるはずです。
好奇心が強い子は大丈夫!
工事に伺うと、大抵の猫ちゃんはどこかに隠れてしまいますが、逆に人懐っこく近寄ってきてくれる子も意外と多いです。
工事には、カットソー(マルチツールとも言います)と充電式集塵機を使用するので、1カ所につき5~10分の電動工具の音が出るのですが、そこでほとんどの子は隠れてしまうか、離れたところから様子を伺うようになります。
でも、好奇心の方が強く、工事中ずっとそばに寄り添って、作業を見届けてくれる子がいます。
ペットドアの型紙
弊社では、3種類の型紙を自作し常備しております。
ペットくぐ~るⅡ(中サイズ)
ユニフローペット~る(中サイズ)
そして、施主支給で多い海外製(1パターンのみ) の3種類です。
中をくり抜いた型紙ですので、取付位置や高さをイメージしていただきやすくしております。
もちろん、工事時間も短縮できますし、安定した品質を保つのにも役立っています。
メールでお見積り
必要な情報をメールでお送りいただければ、現地調査無しでもお見積りいたします。
施工実績多数の弊社に、どうぞお気軽にお問い合わせください。