トイレに水がたまるのが遅い 水道管のサビが原因 補修例

柏市 戸建 個人のお客様

数年前に他社で節水トイレに交換されたお客様です。この半年ほど、タンクに水が溜まるのが遅くなり、手洗いの水もほとんど出なくなったという症状です。

施工会社の担当者、施工した職人、メーカーメンテナンス業者と、3度も現地確認、調査に来てもらったのですが、連携が悪いため、毎回同じことを説明しなければならず、改善される目途が立たないと感じておられました。

止水栓を外し、給水配管の状況を確認したところ、配管内のサビが進行していました。可能な範囲でサビを除去したものの、症状の改善がみられないため、トイレの壁内と床下部分の配管を交換することにしました。

また、2Fトイレの水圧も下がっていましたので、その配管状況も確認する前提での工事になりました。

トイレを外し、背面壁と床を開口。

元々は直管で、エルボ(L型接続)が3ヶ所。それを架橋ポリに交換することで、曲がりのない配管に。

元の止水栓取付位置に合わせて木下地をいれます。

2Fへの配管も、架橋ポリに交換。

外した直管内部。内径の70%~90%がサビで塞がれています。

同じくエルボ内のサビ。左は一度サビを取り除いた方。右は今回交換した床下の方。

壁と床の開口に伴い、CF、背面クロスだけは貼り替えになります。

他現場で余ったクロスとCFで施工。材料費はかかりませんので、その分工事費を抑えられます。

上記工事により、トイレの水圧は、1F,2F共に回復しました。また、在庫材料とはいえ、こげ茶のクロスがアクセントになり、とても喜んでいただけました。今回交換できなかった配管もサビていることは確実ですが、実際には予算の兼ね合いで、対処療法的な工事のご相談もございます。柔軟に対応いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

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